なんでも鳥の餌?
屋上には鉢植えの植物がぐるりと一回り置いてある。木は1メートルくらいの高さがせいぜいで、鉢の大きさもそれほどではないので、それ以上は大きくならない。どの鉢もその他の草が色々生えてきている。スミレやペラペラヨメナなどは咲いていてちょうど土のカバーにもなるのだが、ユキヤナギは繁殖力が強くてこれは10センチ位の丈になったら、もう引っこ抜こうとしても抜けない。
その中の一つにユスラウメの木が植えてあるのだが、いつのまにかそういった草がまったく無くなった。水をあげたら、土が砂のようにざっと沈み込むようになり、たっぷり水をかけてしばらくしたらカブトムシの幼虫のような白いものが何匹か出てきた。
初めてみたが、調べたらカナブンの幼虫らしい。もはやユスラウメもグラグラであった。横に残っていたユキヤナギさえも、簡単に引っこ抜けてしまった。
水攻めの後、浮いてきたのをシャベルで取って、ボールに入れておいたら、鳥が胴体だけを食べて行った模様。顔はスズメバチのような強そうなアゴがあるようなので、鳥も食べずに残したのだろうか。一鉢のなかに何十匹もいると書いてあるので、絶滅したのかどうかは不明。
隣の鉢は異常はないのでその鉢だけで繁殖しているのだろうか。
主人が熱帯魚を飼い始めて、水が汚れてきたから魚が弱ってきたと水槽を掃除したら、その後、数匹の魚が死んでしまった。水の汚れ以上に、掃除による環境変化のせいで死んでしまったように思える。
ベランダの手すりに並べて行ったが、夕方になっても鳥は食べに来ない!
追記
調べてみるとプランターの中で根っこを食べているのは、同じコガネムシ科でもカナブンではなくて、ドウガネブイブイと言う見た目はよく似た虫らしい。すごい名前だ。